飲酒運転防止を目的とした呼気中アルコール濃度測定器です。
- 特徴
- 主な仕様
特徴
医療・法廷など、アルコール検査に使用される NDIR (非分散型赤外線ガス分析) 法を採用しています。
半導体センサ、燃料電池センサ(フュエルセルセンサ)など業務用アルコール検知器の校正用機器として、より高精度の測定方式を採用しております。
半導体、燃料電池センサでは数ヶ月毎に校正やセンサ交換を必要としますが、本製品は部品交換の必要がほとんどなく、長期間安定してご使用いただけます。
見やすい表示部で、測定結果を打ち出すプリンタが内蔵されています。
またRS-232Cインターフェイス標準内蔵なので、PCとの通信も可能です。
アルコールメータの必要性
従業員が飲酒運転すると事業主もその社会的責任を負うことになります。
路線バス・観光バス・トラック・タクシー等、数千の事業者がアルコール検知器を用いた点呼を行っています。
自動車に関連する事業所や、アルコール飲食料品を取り扱っている事業所の従業員管理としてのアルコール検査は、欠かす事の出来ない点検項目になっています。
アルコール検知器の種類 (簡易型・業務用・高精度業務用)
現在普及しているアルコール検知器のほとんどは簡易型と呼ばれる種類です。
運送事業者等法人ユーザも簡易型、もしくは業務用(パソコン接続)を使用しています。
当社の「アルコールメータ YAL-803J」は業務用の校正にも使用される高精度のアルコール検知器です。
測定方式 | 簡易型 | 業務用 | 高精度業務用 業務器校正用 |
---|---|---|---|
記録機能 | × | ○ | ○ |
校正機能 | × | ○ | ○ |
不正チェック | × | ○ | ○ | 外部通信接続 | × | ○ | ○ | 価格 | ◎ | △ | × | センサ寿命 | × | × | ◎ | 制度・経時変化 | × 半導体センサ |
△ 半導体センサ 燃料電池センサ |
○ 半導体センサ NDIRセンサ (法廷・医療用) |
主な仕様
測定方式 | NDIR法 (非分散型赤外線ガス分析法) |
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測定対象 | 呼気中アルコール濃度 |
測定範囲 | 0.02 mg/L ~ 2.00 mg/L |
測定精度 | ±0.03 mg/L以下 |
呼気採取法 | 呼気採取袋による 仕様により直接採取も可能 (オプション) |
測定時間 | 約 1分 |
通信端子 | RS-232C (D-Sub9ピン) |
動作温度 | + 10 ~ 40 ℃ |
電源 | AC 100 ~ 110 V 50 / 60 Hz |
消費電力 | 50 W |
外形寸法 | 350 (W) x 175 (H) x 290 (D) mm |
本体重量 | 約 7 Kg |
- 道路交通法第六十五条には「何人も酒気を帯びて車両などを運転してはならない」と定められています。
- 本製品は酒気帯び運転や酒酔い運転などあらゆる違法行為を助けるものではありません。
- 取締り用機材と同じ仕様ではありません。