このサンプラは、従来のJIS法によるグリセリン法における拡散性水素の捕集のわずらわしさと、不正確さを一挙に解決し、”誰でも、どこでも、正確に測定できる”を目標に開発された拡散性水素測定器G-1006型専用のサンプラです。
- 特徴
- 主な仕様
特徴
溶接試料片も、25W×40L×12tのサイズに限定し、個数も4個同時に水素ガスの捕集が行えます。
もちろん、G-1006へのサンプリングも、4個を順次に行うことができます。
水素アナライザG-1006を使用の場合
- 付属のシリコンチューブと口金を用い、本体パネル左下のサンプラ接続口のArガス出口に接続し、Arガスを流して下さい。この時、Arガスを流したままサンプラのダイヤルをB→1→2→3→4→Bと回し、各位置で約30秒間Arを通じます。
- 次にArボンベ元栓を止めて、サンプラのダイヤルをB→4→3→2→1→Bと回し、各カプセル内を常圧にもどします。
- この状態で、45℃設定の恒温槽に48時間置いた後、本体に接続し、サンプリングを行います。
水素アナライザG-1006がない場合
- サンプラとArボンベ2次圧を直接接続し、Arを流します。
- ボンベの滅圧弁2次圧力は0.5~1kg/cm2に設定して下さい。
- サンプラのダイヤルの回し万等、以下の操作は上記の方法と同様に行って下さい。